学校に行くことが全てじゃない、ということです。
小学校から中学、高校、大学へと進学していくのが大抵の方のプランかと思います。
しかし僕は小学校3年の時から不登校だったのです。
少し詳しく話すと、僕は小3の新学期から転校だったんですね。
全く知らない環境…そんな中で、僕は担任から言葉の暴力を受け続けました。
しかも僕だけ。他のクラスメイト達には一切そんなことはしませんでした。
毎日クラス全員の前で泣かされて…
これが原因で食も細くなり…給食はほとんど食べられなくなりました。
忘れ物チェックは1日4時間ほど行う徹底っぷり。
ここから僕の「不安障害」と「嘔吐恐怖症」が発症していったのです。
だから学校に行くことがとても辛くて…
小6の地点で、中学にも高校にも行かないつもりをしていました。
でも流れに身を任せ…中学卒業、高校進学までいきました。
ここで、さらに僕に追い討ちをかけるような事になったのです。
入学した高校は自称進学校。…つまり勉強オンリー。
僕は言われるがままに毎日勉強漬けの生活…夜中の3時まで勉強、翌朝は6時に起きて学校で勉強。
そんな生活を余儀なくされました。最初の方は泣きながら問題集を6周も繰り返し…
その結果、成績はクラストップ。学年でも3位でした。評定平均は4.8。
これが僕にさらにプレッシャーをかけることに。
このプレッシャーが今後にかなり影響してくることになるのです。
ここで遂に問題が発生。
2015年12月、うつ病の発症です。
勉強が全く手につかない…
それから僕は全く学校に行けなくなりました。
でもその時僕は
そう思っていました。
それから数カ月後…
精神科病院を転々としている時、とある医者と出逢いました。
これが今の主治医。彼との出逢いが、僕の人生を再び変えることになるのです。
彼は「認知行動療法」を得意としており、これにより人の考え方や性格に根本を変えてしまおうよ、精神疾患の再発を防止しようよ、というものです。
その治療を始めてから、僕を取り巻くさまざまなものが変わって見えてきました。
一番は学校です。
そう思えるようになりました。これは大きな進歩だと思いませんか?
他にも完璧主義がマシになったり、「忘れ物をしても何とかなる!」と考えられるようになりました。
そして人生で一番大きな決断をすることになります。それが…
高校中退
かなり悩みました。でも、現状を維持して学校にもほとんど行かないままでいいのか?意味があるのか?と考えるようになり、高2の1学期末に最終結論を出しました。
そして通信制高校に転学、今は週3コマ履修コースを選択してマイペースにやっています。
…これでよかったんです。人としても変われた。うつになっていなかったら、これからももっと苦しい生活を送っていたことでしょう…
こう言えるだけでどれほど楽になれることでしょう。
これは魔法の言葉です。嘘でもいいです。声に出して何回も唱えてみてください。
僕からみなさんに伝えられる、一番効果的な事かと思います。
世の中での常識と呼ばれるものや、世間一般の固定観念に振り回されるのはもうやめてみませんか…?
きっと明るい未来が見えてくるはずです。
今の僕を見てください。
大きな決断を何度もし、うつ病(躁うつ)を抱えながらも今を輝きながら生きている。
笑って生きている。本当に幸せなことです。有り難いことです。
今、たくさんの苦悩を抱えておられるみなさんにも変わってもらいたいのです。
幸せになってほしいのです。楽になってほしいのです。
少し力を抜いてみませんか?
全てを一度捨てきる覚悟で、翼を広げてみませんか…?
きっと何かが変わるはずです。
これからもよろしくお願いします(*´ω`*)
通信制高校についての相談なども承ります。いつでもコメントしてくださいねっ!
たける