自分らしさってなんだろう。
最近よく感じるようになりました。
小さい頃から周りに褒められ、おだてられ育ってきた僕。
褒められたら褒められた分だけ頑張って、みんなの理想を上回ろうとする。
そうしたらまた褒められて…どんどん自分を失っていく。
結局は周りの理想像が僕なんだ。
僕に自分らしさなんてないんだ。そう思うようになったのは小3の頃から。
その結果自分の意志を他人に伝えることができなくなった。
自己主張なんてできやしない。親に対してでも気をつかう毎日。
しかし昨年転機が訪れました。
そのことに唯一気づいてくれた人が現れたのです。
そう。通院している精神科病院の主治医だった。
こうして始まったのが「アサーショントレーニング」。
自分の意見を尊重しつつ、相手も思いやるというなかなか難しいトレーニング。
でもやっていくうちに”自分”というものがなんとなく見えてきた気がするのです。
自分を見失った原因も、周りに合わせようとした自分自身。
そんな自分も認めてあげよう!と。
失敗したり叱られるのを恐れて無駄に努力したのも自分自身。
そんな自分も認めてあげよう!と。
そうしていくと「自分は自分なんだ」、「たったひとりのかけがえのない存在なんだ」と、そういう考え方ができるようになっていきました。
僕は周りの理想像なんかじゃない。
不器用でおっちょこちょいだけど、いろんな人に支えてもらえる幸せな僕。褒められたら素直に「ありがとう」と言える僕。
そう。これが自分。本当の”自分らしさ”なんだ。
たける
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