どうも、たけるです。
みなさんはご存知でしょうか?
パニック障害
というものを。
最近では患う方も増えており、みなさん大変苦しい思いをしています。
僕自身もパニック障害持ちで、これまでもつらかった過去がたくさんあります。
というわけで今回は、パニック障害について書いていこうと思います。
どんな症状?
主な症状
多少の個人差はありますが、以下のような症状が挙げられます。
- 心臓が飛び出そうなくらいの動悸
- 息がしづらくなる
- 過呼吸
- 体温調整ができなくなり、寒気や多汗
- けいれん
- めまいやふらつき
- 極度の不安感
他にもありますが、主な症状はこんな感じ。
特に多いのが「過呼吸」です。
パニック障害をお持ちの方のほとんどが抱えている症状で…
本当に苦しいです。
どんな場面で?
専門的用語では、「状況準備性パニック」…とかいろいろあるようですが、噛み砕きますよもちろん笑
- 電車やバスに乗っている時
- エレベーターなどの閉鎖空間
- 授業中や会議中のような緊張する時
- ざわざわしている場所(フードコート等)
- 逆に静まった場所で独りの時
- 自分で車などの運転をしている時
場所は人それぞれですが、環境はだいたいこんな感じ。
人がたくさんいるところが苦手な方が結構おられます。
満員電車とかはもう論外ですよ笑
僕もどれだけつらかったことか…^^;
多くは「予期不安」から繋がります。
「〜になったらどうしよう」
という思考からのパニックが僕もよくありました。
最近は予期不安と症状がほぼ同時にくるので、対処が本当に難しい…
本人の気持ち
命の危険を感じるほど
はい。多くの方がこの言葉を発します。
僕もです。
発作が続いている時は本当にヤバイんじゃないか…って思うほどつらいです。
なんでもない時にパニック状態のような反応が起きることがあります。命の危険がないのに、まるで命が脅かされているような不安や恐怖を感じ、体にもパニック状態でみられるような症状が起きるのです。これをパニック発作といいます。
引用元 : 厚生労働省HP より
こんな感じで
ってなるわけです。
なんでこんなことになるの?と疑問を抱く方も少なくありませんが、実際こうなっちゃうから仕方ないのです。
決して「弱いから」とかじゃありませんよ!パニック障害をお持ちの方も安心してください!
また起こるんじゃないか
予期不安から繋がるやつです。一度発作を起こしたら…
って思うのも仕方ないこと。
ただでさえつらい発作が繰り返されると考えたら…
広場恐怖や対人恐怖が悪化することもしばしば。
患者さんは日々こんな事を思いながら葛藤しています。
僕も二度と行きたくない場所がいくつかありますね…
治療法は?
もちろんあります!個人差はありますが、現在有効とされている方法は
- 認知行動療法
- 抗不安薬による薬物療法
と選択肢は少ないですが、克服している方もたくさんおられます。
特に認知行動療法は効果がよく見られ、僕もだいぶ落ち着いたかと思います。
克服はしていませんが、確実に発作の頻度は減ったし、発作の時間やしんどさも落ち着いた傾向です。
認知行動療法では、簡単に言えば
→「〜と感じた」
→「〜と考えたら…?」
→「こういう考えもアリか!」
といったように、自分自身の思考のベクトルを少しだけ変えることができます。
ただ、めっっちゃ難しいです!(僕にとっては)
通院されている方は、カウンセラーさんや主治医の先生と一緒に試してみるのもオススメです♪
薬物療法では、抗不安薬を飲むことで、トラウマを少し解消できるかと思われます。
電車に乗る前などに服用することで、少しずつですが改善される可能性があります!
という成功体験を積み重ねていくことで、挑戦していく機会も増えて…
良くなる傾向がありますね!
周りの方の対応
これがね…なかなか難しいんです。
僕の場合なので一概には言えないことを理解していただいた上でお読みください。
つらいんですよ…
前向きになっていこう!って思ってくださるのはとてもありがたいのですが、
ここでまた他人と比べられると悪化しちゃうこともあります。
って。医者に「治っているから大丈夫!」と言われるならまだわかりますが、
「パニック障害」って聞いたことがあるぞくらいの方に言われるのは大変つらいです。
だって無責任に感じませんか…?
治し方も分からないのに「治るから大丈夫!」って。
ちょっと愚痴みたいになっちゃいましたが、僕はこれが一番つらかったです。
克服のためにご協力いただくのがありがたいです。
例えば「電車に一緒に乗って少し安心感を得よう」とか、
そんな感じです。
ご家族や友人の方には負担がかかるかと思いますが、一番苦しいのは本人ですので…
ほんの少しの支えで楽になることだってあります。
ご理解いただけると幸いです。
最後に
パニック障害は治せますが、かなりの時間を要しますし、個人差もあります。
甘えとは全く違います。ご家族のご理解が本当に大切なんです。
少しでも本人が楽になれるように支えていただけたら、克服に繋がることだってあります。
パニック発作を起こした時の本人のお気持ちも、今回の記事で少しは分かっていただけましたでしょうか?
経験者にしか分からないつらさでもありますので、なかなか理解し難いでしょう。
少しずつ前進していけば、何か必ず変わるものがあります。
僕も克服に向けて一歩ずつ進もうと試みていますので、みなさんも一歩の勇気を大切にしてくださいね(*^^*)
と、変なまとまりになりましたが、今回は「パニック障害」について取り上げました。
ご質問等があれば、コメント欄やDMで受け付けておりますのでお気軽に♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
たける