医療費が高いと感じている方は必見!自立支援制度とは




どうも、たけるです。

もうすぐ春がやってきますね…
冬は特に憂うつになっちゃうので早く抜け出したい!笑

さて、突然ですが
心療内科や精神科に通っておられる方はおられますか?
もちろん僕は毎週のように通院しています。

人によって通院の頻度は異なりますが、気になるのが医療費
ばかにならない程の金額ですよ…
毎回領収書を見て、親に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そこで去年(2017年3月)に診察中にお金の話題になりました。

 

たける
医療費も高いし、なかなかお金に厳しい家庭でして…
主治医
あれ、もしかして自立支援のこと言い忘れてたっけ??

そうですよ、この時初めて知りました。

自立支援、という制度を。

今回は自立支援について書いていきますっ!

補足
今回は自立支援制度の中でも“精神通院医療”について書いていきます。

自立支援医療とは

負担軽減

自立支援制度(その中の”精神通院医療”について)が適用されると、今まで医療保険加入で3割負担だった医療費(家庭によって異なります)が軽減されるのです!
定義は下より。

精神通院医療は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条に規定する統合失調症、精神作用物質による急性中毒、その他の精神疾患(てんかんを含む。)を有する者で、通院による精神医療を継続的に要する病状にある者に対し、その通院医療に係る自立支援医療費の支給を行うものです。
引用元: 厚生労働省HP より

これを知った時は本当に驚きました。こんな制度があるなんて。
主治医の診断書とその他必要な物を持って、すぐ役所へ行きました。

僕の場合は3割負担から1割負担に変わりました!

いやぁ…こりゃ大助かりですよ。

対象となる方

対象は精神疾患、ということですが、詳しくは以下。

(1)病状性を含む器質性精神障害(F0)
(2)精神作用物質使用による精神及び行動の障害(F1)
(3)統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害(F2)
(4)気分障害(F3)
(5)てんかん(G40)
(6)神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害(F4)
(7)生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群(F5)
(8)成人の人格及び行動の障害(F6)
(9)精神遅滞(F7)
(10)心理的発達の障害(F8)
(11)小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害(F9) ※(1)~(5)は高額治療継続者(いわゆる「重度かつ継続」)の対象疾患
引用元 :厚生労働省HP より

なんか難しい!もう少し簡単に。

  • 統合失調症
  • うつ病、躁うつ病などの気分障害
  • 薬物などの精神作用物質による急性中毒又はその依存症
  • PTSDなどのストレス関連障害や、パニック障害などの不安障害
  • 知的障害、心理的発達の障害
  • アルツハイマー病型認知症、血管性認知症
  • てんかん

など。

ここに挙げられたもの以外の疾患をお持ちの方も適用される可能性があります。(念のため通院しておられる病院にてご確認ください。)
僕みたいにいろいろ持っていても、もちろん対象なのでご安心を。笑

心療内科や精神科に定期的に通院していて医療費が気になるなぁ…という方は主治医さんにご相談されると良いかと思います。

そのほか

更に軽減!

自立支援制度が適用されることで1割負担になる、との話をしましたが…

更に負担額が軽減されることもあるのです。
これは「所得額」に応じて変わってくるのですが、月の上限額の設定があります。

自立支援の負担上限額

参考(外部リンク):自立支援医療における利用者負担の基本的な枠組み|厚生労働省

低所得の場合は月の上限額がとても低いため、毎週の通院の場合、
3週目からは無料になったり!

病院だけでなく

ここまでの流れでは「病院」での負担額が軽減される、という感じでしたが…

正確に申請すれば、普段処方せんを持ってお薬をもらう「薬局」も適用することができるのです!

僕の場合は毎週通院している「病院」と「門前薬局」の2箇所で申請しているため、両方共1割負担で済みます。

注意
ちなみに都道府県等によって異なりますので、その点はご注意ください。詳しくは以下。

本制度による医療費の軽減が受けられるのは、各都道府県又は指定都市 が指定した「指定自立支援医療機関」(病院・診療所・薬局・訪問看護ス テーション)に限られています。

引用元 :厚生労働省 pdf資料 より

 

注意点

もちろん、

診察券と保険証があればいける!

なんてことはありませんよ!

しっかりと「自立支援医療受給者証」「自己負担上限額管理票」を毎回提示する必要があるのです。
これがまた少し面倒…^^;

でも「お薬手帳」と大きさがほぼ同じ(異なる場合もあり)なので、一緒にカバーの中に入れております!

診察のときは受付で

  • 診察券
  • 保険証(月に1度)
  • 受給者証
  • 上限額管理票

を提示。
薬局でお薬をもらう時は

  • 処方せん
  • お薬手帳
  • 受給者証
  • 上限額管理票

を提示。

ちょっとゴチャッとするのでややこしいですが^^;

また、有効期限もあります!

1年間有効ですので、毎年更新手続きが必要になります。
ただし、手続きには大体1週間以上は余裕でかかります。

申請が期限ギリギリだと間に合わなかった期間は3割負担になったりすることもあるので…

ご注意ください!

最後に

今回は「自立支援制度」について紹介してきました。

案外知らない方が多いので、これは知っておいていただきたい!
僕も主治医に教えてもらっていなかったら…かなりの負担で親を困らせたままでした笑

今は1割負担+上限額設定のおかげで、通院に対する僕のこころの負担も減りました!
適用されてから1回目の診察の時はめっっちゃビックリしました。
数千円が数百円になっているから…目が飛び出そう(゚д゚)!

心療内科や精神科へ定期的に通院している方は、一度主治医さんに相談してみてくださいね♪

では今回はこのへんで!
最後までご覧いただきありがとうございました!

たける

 




本を出版しました!
心に芽生えたクローバー

幼稚園生から22歳になるまでに起こった苦難や葛藤を記したストーリー。いじめ・不登校・精神疾患・通信制高校転学など、様々な経験をしてきました。そんな絶望の沼から抜け出し、人生が希望に変わった軌跡を綴っています。







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