どうも、たけるです。
冬になると、精神的にしんどくなる方が多いでしょう。この時期は特に無理なさらず…!
というわけで本題に入りましょう!
僕は解離性障害を患っています。
診断は2017年12月だったのですが、今思えば高2の春から症状はでていました。
でね、家や外でバリバリ発作が起きるわけですよ。
その時に、第三者から見ても、自分自身から見ても…わざとらしく思えちゃうんです。
こういった複雑な感覚を今回は紐解いていけたらいいなと思います。
僕の体験
どんな症状?
もう1度主な症状をおさらいしておきますね!
- 解離性健忘(物忘れ・記憶がとぶ)
- 意識朦朧状態
- 離人症(自分が自分じゃない)
- ヒステリー球(喉のつまり感)
- 解離性けいれん(意識のあるてんかんみたいな)
- 失立失歩(全身脱力)
- 幼児退行
など…
僕が経験している症状をざらっと並べてみました。他にもさまざまな症状がありますが、挙げ始めたらキリがないw
これらが場所を問わず起こってしまうのです。
これも個人差があって、外出時のみ起こったりすることもあるようで。
改めて言いますが、これからは全て
防衛反応
です。脳がそういう指令を出しているんですね。レッドカードの直前だよ〜みたいな。
家で起こる
家でもかなり起こっちゃうんですよ…
健忘に関しては分かるかと思いますが、その他身体症状にも。
あのね、足し算ができないんですよ!
そして漢字も書けない!!
僕の場合は更に解離性けいれんが襲ってくるので…毎日身体が反ったり跳ねたり、足や身体が勝手にバタバタと動いたり。
簡単に言えば「意識のあるてんかん症状」といいますか、そんな感じです。
先日は椅子に座っている時に、
ヒステリー球・吐き気→フラッシュバック→意識薄れる→解離性けいれん
で転落して頭と背中ぶつけました(^^;
その後約40分ほど発作が続きましたね。
僕の場合は身体症状のほうが多い傾向です。
わざと
意識あるじゃん?
そうなんですよ。ここが一番疑われるところです。
という感じで。
解離には意識がある場合と意識がない場合があるのですが、意識のある場合は更に辛いんですよ…
意識の違いに関しては後述しますが、やっぱり周りから見たらおかしいわけですよ。
特に健忘は疑われやすいです。でも仕方ないじゃないですか。忘れたくて忘れているんじゃないんですもん。
学校や職場で苦労しておられる方は多いと思います…
自分自身
体験した人にしか分からないと思いますが、
「起きそう…」じゃないです。
自らが起こしている感覚。
だから自分自身でも「わざと」と感じてしまうことがあるのです。(僕だけ…?)
とても表現しづらいのですが、そんな感じです。
でもよく考えてください。
前述の通り、「脳からの防衛反応」です。
「脳」ですよ?
だから、パニック発作や不安発作と比べ、前兆?をより感じやすいのです。
そういう意識になってもおかしくないでしょ?この見解は医学的に正しくないかもしれませんが、まだ研究が進んでいない今、当事者の声を出した方が良いのかなぁと思いまして…!
第三者から見ても、自分自身から見ても、「わざと」と考えてしまうのは仕方のないことだと思います。これで少しスッキリしませんかね…?(^^;
説得力のない文章で申し訳ないです。
意識の違い
先ほど述べた「意識」の話をしていきますね。解離には「意識がある場合(薄れている場合も含む)」「意識がない場合」の2タイプがあるとみられています。
ではそれぞれ見ていきましょう。
意識がある症状
僕の場合は基本こちらになります。かなり薄くなったことはありますが、完全に失うことは一度もないです。 意識がある解離は、一番辛いです。
主治医曰く、
らしいです。
確かに僕も症状が起こる時によく思います。
それくらい辛くて。ヒステリー球が酷い時は喉が詰まって呼吸がまともにできないので、もうどうしようもないです。頓服をのんで、思考を何としてでも逸らして…瞑想やマインドフルネスで乗り切るしかないんです。
意識を完全に失ってしまわない限り、痛みや苦しみはつきものです。
意識がない症状
代表的なものとして解離性遁走(とんそう)が挙げられますが、失立失歩の時や解離性けいれんの時であっても、もちろん意識を失うことはあります。
これをを「意識障害」といいます。
健忘に関しても、「自分のしたことを全く覚えていない」ことがあり、その期間は意識がなく、自分じゃない誰かが動いていたと感じます。というより、「そんな時間あったの?」と思う方が多いようで。
意識を完全になくしてしまう方が治りも早いそうです。
ちなみに遁走(とんそう)に関しては以下を参考にしてください。
「遁走(とんそう)」とは、住み慣れた家や職場から遠く離れたところへ行き、名前や家族、職業といった重要事項を思い出せなくなることを言います。解離性遁走は、解離性健忘のすべての病像を備えている人が、意図的に家や職場から離れて放浪します。2、3日で終わることがほとんどですが、時には長期間にわたります。旅先では、まったく別の人物のように過ごし、その程度が驚くほど完璧なことがあります。解離性遁走の患者さんは静かで活気がなく、単純な職業について慎み深く暮らしていることが多いとされています。
引用元:http://e-heartclinic.com/kokoro/senmon/f40/f44_dissociative_fugue.html
結局…
はい。意識があろうがなかろうが、しんどいっす!意識があったら苦痛は大きい。
けれど意識がないほうが不安じゃないですか…?
自分が自分じゃない時に何をしているのか分からないのですから。
まだ完全に意識がない体験がないので、ハッキリと分かるわけではないのですが、「解離」であることには変わりないのです。
そして「とっても」個人差があるので、医者としても治療しづらい現状です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前の記事
と一緒に読んでくださった方なら、解離性障害について少し理解できたかと思います。
今の段階では治療法もなく、とにかく自宅療養をし続けるしかありません。
を上手く利用しながら、付き合っていくしかないのです。
だからといって希望を捨てないでください。
以前も書きましたが、解離性障害は
必ず治ります。
大体の方が3〜5年で治ると言われています。これよりも短いかもしれない。
この期間は耐え続けるしかないけれど、僕も仲間です。同志です。
共に闘っています。
ひとりじゃないです。
僕は今高3(執筆時)で、専門学校へ行くことが決まっていました。
でもこんなことになってしまい…
八方塞がりの状態です。
通勤電車で毎日通うのは…到底無謀です。
ずっとずっと悩んで……
ようやく結論を出しました。
解離はこれほど不自由をもたらすのです…
外を歩くのもままならない。
電車なんてどうやって倒れるの?っていう感じですよね。笑
周りに解離性障害の方がおられて、情報がほしい…という方はお気軽にお声かけください!当事者としてできる限りの事はお答えしますので(´˘`*)
Twitter等のDMでも構いませんし、当ブログのコメントでもOKです♪
まとまりがおかしくなりましたが、
今回は解離性障害に対する各々の考え、僕の体験談、症状の個人差について書きました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
長文乱文失礼しました。
たける
初めまして。
高校1年生の息子が解離性けいれんと言われています。
良ければお話させてもらえませんか?
いきなりすみませんが、話せる(相談)する人がいなくてしんどい思いがあります。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。お返事が遅くなり申し訳ありません。
解離症状はなかなか相談することができませんよね…僕でよろしければお話聞きますので、ぜひTwitterのDMでお話しましょう。
@takeru_skyで調べていただけるとでてきますので、よろしくお願いいたします。